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【社内政治は直属の上司一択】巻き込まれない、悩まない、誠実さが勝つ。

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この記事を要約すると…
  • 直属の上司に従い誠実に仕事をしていくのが一番であり、社内政治以前に真っ当な行動である
  • 上司の求める役割を全うしていれば、仮に社内政治で上司が失脚してもネガティブに働く可能性は低い
  • 自分の上司を尊重し動ける人材は評価を得やすいため。社内政治でコロコロ派閥を変えてる方が信用を得にくい
  • 筆者の経験では、社内政治に熱心だった事業責任者は、売上/利益より社内政治を全うしたため結果を出せず失脚した

「会社の派閥争いに疲れた」「社内政治がめんどくさい」「誰について行けばいいのかわからない」

こんな悩みを抱えながら毎日の仕事に向き合っていませんか?社内でのパワーバランスや派閥争いに巻き込まれると、本来の仕事に集中できず、ストレスが溜まるばかりですよね。

しかし、結論から言うと直属の上司に付き、上司の求めることを全うするだけで良い!社内政治には参加するな!これに尽きます。

筆者の実体験より、社内政治をしていた人物が失脚し、逆に政治に関わらなかった筆者がうまくいった経験から、一体どのような働き方が長期的には評価されるのかが見えてきました。

この記事では、社内政治に振り回されないために実践すべき「3つの鉄則」をご紹介します。

  1. 直属の上司に従うこと
  2. 誠実であること
  3. そして結果として自然と良い立場につくこと

これらのシンプルな原則が、なぜ複雑な社内政治よりも効果的なのかを解説していきます。

「あぁ、社内政治なんて気にせず、もっとシンプルに働けばよかったんだ!」と感じていただけるような内容をお届けします!

目次

社内政治は直属の上司に従う一択

まず一つ目のポイントは、社内政治においては直属の上司に従うことが一択だということです。

社内政治の中で最も煩わしいのは、どの派閥につくべきか、誰に従うべきかという不毛な権力闘争です。しかし答えは明確で、直属の上司につくことです。

たとえ他部署の上司の方が現時点で権力を持っていたり自分の考えと一致していたりしても、それは関係ありません。直属の上司に従うべきなのです。

これは自分が「誰々派」であるということではなく、あくまでも会社のレポートラインや組織構造に則るということが最も重要だからです。

会社員の場合の仕事とは、会社や上司が求める役割を全うすることです。上司からすれば、部下が自分の指示に従って仕事をするのは当然のことなのです。自分の考えも重要かもしれませんが、チームで動いている以上、基本的には同じ部署の上司の言うことを聞くべき。というシンプルな構造他なりません。

誠実であるべき

二つ目は誠実であるべきという話です。これは一つ目の「直属の上司に従う」という点とも繋がってきます。結局、社内政治云々ではなく、上司の言うことをちゃんと聞いて仕事をすることが大切です。

上司の指示は基本的に、自分の所属するチームの利益最大化や売上最大化を目指すものです。これは当然のことでしょう。わざわざ自分のチームを衰退させるために仕事をしている人はいないはずです。

このように考えると、社内政治について悩むよりも上司が言ったことをきちんと実行し、所属するチームの利益や売上を最大化する行動は社内政治以前に真っ当な判断であり正解な行動なのです。

社内政治となると「政治」という言葉から、どの派閥につくべきか、どういう言動をとるべきかなど複雑に考えがちです。しかし、素直に誠実さだけを大切にすれば良いのです。

当たり前のことですが、誠実な人は周囲からの信頼を得やすく結果的に仕事がしやすくなります。社内政治に振り回されず、ただ目の前の仕事に誠実に向き合うことで多くの問題は自然と解決していくものなのです。

副次的に社内政治で悪くない立場に

三つ目のポイントは、前述の方針に従うことで結果として副次的に社内政治でも悪くない立場になるという話です。

社内政治に積極的に参加せず、誠実に振る舞い直属の上司に従って立ち回っていれば、副次的に社内政治においても有利な立場に立ちやすくなります。

自分の上司が社内政治で負けても得がある

もし自分の直属の上司が社内政治で勝利し実権を握るようになった場合、当たり前にあなたはその上司にきちんと従ってきた人として評価され、社内政治の観点でも良い立場に行けるでしょう。

一方、自分の上司やチームが社内政治で負けてしまったケースでも、あなた自身がそれに巻き込まれて悪い状況になるとは限りません。なぜなら、最後まで誠実に自分の上司に付き義理を果たす人は、結果的に相手側からも信用を得られるものだからです。

少し考えてみれば分かりますが、社内政治を意識するあまり「今この人が有利だから付いておこう」とか「あちらの方が有利かもしれないから鞍替えしよう」と、その都度立場を変える人は信用されません

確かに、政治的闘争の最中はそういう人も一時的に重宝されるかもしれませんが、実際に同じチームになったとき、そのような人は信用できないのです。

それよりも、最後まで相手方のトップを支えてきた人の方が、義理堅く誠実で信用できると思われ、「ぜひ仲間にしたい」と考えられるでしょう。これは人間の自然な感情です。

したがって、社内政治で自分の上司が負けたとしても、あなたが誠実に行動していれば悪くない立場に必ず行けます。そもそも「私は特定の派閥に属しているわけではない」と示せれば、単に上司に従っていただけなので、敵とも見なされにくいでしょう。

だからこそ、どの派閥につくかという考え方ではなく、組織図に沿って直属の上司に従っていただけだという姿勢が重要なのです。

【筆者の経験談】ゴリゴリな社内政治マンが入社した話し

筆者はこれまでベンチャー企業でしか働いた経験がなく、社内政治とは無縁の環境で仕事をしてきました。しかし、ある時、誰もが知るような大企業出身の人物が事業責任者として入社してきたことで状況が変わりました。

この新しい事業責任者は、会議などの前に「根回し」と称して事前に関係者に話を通し、自分に有利になるように仲間を作っていくという典型的な社内政治の手法を用いていました。彼は入社してすぐに事業責任者という社内でもトップクラスに権限のある立場に就きました。

筆者自身は、この事業責任者に対して能力面ではリスペクトしており、言っていることも間違いではないと感じていました。しかし、彼のグループに属しているわけでもなく、かといって敵対しているわけでもない中立的な立場にいました。

社内政治は求められる仕事ではない

筆者が重視していたのは社内政治ではなく、純粋に売上や利益を上げること、そしてお客様に喜んでもらうことやワクワクする事業を考えて実行することでした。それこそ筆者の直属の上司にあたる社長が求めることでした。

社長の指示に従い、やりたいことがあれば提案し、許可をもらって進めるというシンプルな方法で仕事をしていました。

一方、社内政治を重視していた事業責任者は、確かに初めは多くの仲間に囲まれて勢いよく進んでいたものの、最終的には失脚して会社を去ることになりました。

これは誰かと争って負けたというわけではなく、社内政治に注力するあまり本来の仕事である売上や利益を上げることがおろそかになってしまったからです。

彼は多くの賛同者を集めることには成功していましたが、実際の成果につながらなかったため、直属の上司である社長からの評価を得られませんでした。

周囲からは支持されているにもかかわらず成果が出ないという矛盾した状況が、最終的には人間関係のもつれにつながり会社を辞めることになったのです。

やっぱり誠実さが大事

対照的に、筆者は社内政治に関わらず誠実に社長の指示に従い、時には自ら提案して承認を得て仕事を進めるというスタイルを貫きました。その結果、良好な関係を維持し続け最終的には社内政治をしていた事業責任者のポジションを引き継ぐことになったのです。

グループ会社の事業責任者をしていたのですが、本体の事業責任者という新しい立場では、見る範囲も大きくなり数十億円規模の事業を担当することになったのです。

この経験から筆者は、社内政治に参加する必要はなく直属の上司の言うことをきちんと守り、誠実に仕事をすることが大切だと確信しています。成果を出し続ければ、長期的には必ず評価されるのです。

誠実さこそが社内政治で生き残る鍵

社内政治に振り回されず誠実さを貫くことの大切さについて、筆者の実体験を通じてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

多くの職場では社内政治が当たり前のように存在し、それに巻き込まれることは避けられないと思われがちです。しかし本当に大切なのは派閥争いに参加することではなく、自分の直属の上司にきちんと従い誠実に仕事に向き合うことなのではないでしょうか。

筆者の経験からも明らかなように社内政治に短期的には周囲の支持を得られても、実際の成果を出せなければ長期的には立場が危うくなります。一方で、シンプルに成果を追求し誠実に仕事に取り組む姿勢は最終的には必ず評価されるものです。

この記事を読んだ方が、社内政治に疲弊したり悩んだりしている場合一度立ち止まって考えてみてください。本当に大切なのは派閥に属することでしょうか?それとも、自分の仕事に誠実に向き合い成果を出し続けることではないでしょうか?

少しでもこの記事が、皆さんの職場での立ち回り方を考えるきっかけになれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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