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仕事が憂鬱なあなたへ、無意識の力でポジティブな変化を起こす方法

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結論から言うと・・・
  • 仕事を無意識行動に変えると気持ちが楽になる
  • 歯磨きやお風呂といったルーティーン行動の一種に過ぎない
  • あえて意識をすることはポジティブな事柄だけでよい
  • 無意識行動をすると人に優しくなれる(筆者経験談)

仕事が憂鬱だと朝起きるのにエネルギーを使うし、会社に行くまでの道のりもエネルギーを使うし、出社した時には疲れ切ってるなんてことがありますよね。

結論から言うと、仕事そのものを無意識行動に変えると気持ちが楽になります。

無意識行動というのは、何もモチベーションが必要のない行動です。習慣化(ルーティーン)なんて言葉でも表現されます。例えば、歯磨き、食事、トイレ、お風呂等々です。

この記事では、仕事を無意識行動に変えることにより、「仕事へ行くのが憂鬱」というあなたの毎朝を変えていきたいと思います。

目次

憂鬱と感じる原因をまずは整理する

まず前提として何に対して憂鬱と感じているのかを整理しましょう。

一番もったいないのは、「なんとなく憂鬱」という気分です。何が原因かもわかっていないのに自分自身で憂鬱な気分を作り出してしまっています。

ここでは多くの人が憂鬱と感じている事柄を紹介しますので、もし自分に当てはまるものがあればこれを機に特定をしてみましょう。

人間関係が憂鬱

一番多いのが職場での人間関係を憂鬱に感じている人も多いでしょう。上司からの圧が強くて悩んでいる人や、同僚とうまくいっていないというものです。

相手があっての悩みなので自分で解決ができず苦しんでいる人も多いでしょう。

一歩会社を出ればこの人等は赤の他人だ!なんて事実を理解すると楽になるよ笑
上司だって、「ただの年上の人」同僚なら「同じような業界で働いている人」なんて具合に。
社員は家族なんて会社があるけど、「勝手に家族にするな!」なんてね

仕事のプレッシャー

仕事の責任やノルマが重く、「自分でやり切れるだろうか?」と不安になっている方も多いです。

周囲からは信用されている証拠、期待されている証拠、なんてアドバイスを受けることも多々あるかもしれませんが、本人からしたらただのストレスでしょう。

“失敗しても、給与は変わらない”なんて事実に目を向けると楽になるよ。「失敗したら終わりだ…」なんて現場でよく聞くけど、会社員である限り絶対的にそれはあり得ないからね。「成功しても失敗しても、入ってくる給与は変わらないんだ」くらいの心持ちでいよう。

プライベートの時間のなさ

仕事に関わる時間がなくてプライベートの時間のなさが憂鬱と考えている人も多いでしょう。

残業が圧倒的に多い、土日に連絡が来るなど。連絡が仕事時間以外にくると実質的に休んだ気持ちにならないですよね。

シンプルに労働時間外への連絡は法的な観点から見てもアウトだから「あ、こいつまた違法なことしやがっている」なんて捉えるといいよ。

使用者が労働者に対し、時間外労働や休日労働をさせた場合には、通常の労働時間または労働日の賃金の2割5分以上5割以下の範囲内で命令の定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければなりません(労基法37条1項)。

割増率は、時間外労働については2割5分、休日労働については3割5分と定められています(平6.1.4政令第5号、割増賃金令)。

引用元:独立行政法人 労働研究・研修機構様より

健康的な部分

原因はイマイチないけど、とにかく憂鬱という方はうつ病に近い可能性が高いです。

ここではまず自分が鬱気味かも…と気づけたことがポジティブな要素です。国が正式に発表をしていますが、現代社会では50人に1人は鬱病と言われています。

そして1/4の人は自覚症状があって病院にも行きますが、3/4の人は自覚症状がなかったり医療のサポートを受けられてないそうです。

すなわち、学生の時のクラスに1人や2人、鬱状態の人がいてもおかしくないということです。何も珍しいことでも恥じらうことでも全くなく、誰もが発症と隣り合わせのようなものなのです。

参照元:厚生労働省「うつ病を知っていますか? (国民向けパンフレット 案)」より

筆者の友達で、20代で事業を成功させて数億円の富を手に入れた後に暇を潰すかのように大手へ就職。その後に鬱になってしまった人がいるよ。この時にすごく感じたのは、鬱はメンタルの弱さから来るものではなく純粋に体質や環境による影響が大きいんだなと…。換気をしていない環境だと空気が悪く風邪の人が増えるように。

無意識行動の力とは?

無意識行動にはモチベーションがないから最強であると言えます。たとえば、歯磨きやお風呂、家に変えるために電車に乗るといった行動にモチベーションは存在していますか?

もちろん、””めんどくさい””と感じることだってあるかもしれませんが、毎日の習慣だし1つ1つに大きなストレスを感じずにできるものです。これこそ無意識行動です。

仕事だけ無意識行動にならないのは本来おかしい

仕事も平日は毎日発生していて、ある程度同じ人と同じような仕事をしているのに、なぜかここにだけ意識が向いてしまい無意識にできないがゆえに憂鬱な人が多いです。

本当に不思議なものですね。

本来は歯磨きやお風呂のように毎日やっていることなんだから、”仕事に行く”ということに絞れば、無意識になっていいものなのだと理解しましょう。

“仕事”に意識を集中するがあまり、仕事への関心が異常に高まり憂鬱になってしまっているので、毎日当たり前にやっていることだからしょうがないと半ば諦めた状態で意識しないのも1つの手です。

無意識行動にはモチベーションが発生しないですから、エネルギーを使わず案外楽になります。

仕事だけ歯磨きと同じく毎日やっているのになぜか習慣化しない。おかしい。という事実に気づき、意識をしすぎている自分に気づいていただけたら嬉しいです。

無意識により行動量が詰める 結果として成果が出ることが多い

無意識行動がもたらすメリットは行動量を詰めるというものがあります。

例えば、人間は行動するときに行動する理由について深く考えます。”失敗したらどうしよう” “これをやる理由ってなんなのだろう”と。

不思議なもので、どちらもやってみないとわからないです。すなわち意識して考えたところで答えはでないのです。

その点、無意識行動はここでも最強と言えるでしょう。

上司の指示があれば、無意識に二つ返事で行動してしまえばいいのです。指示を敏感に捉えて「失敗したらどうしよう?」と意識をしているから進まなくて遅くて成功確率が下がるんです。

上司の指示に逆らっていいなんて職場はないでしょうから、極端かもしれませんが上司の指示は絶対くらいに思って意識せず行動してみることで、行動量が爆発的に増え結果的にうまくいく確率が高くなるわけです。

他人が1つ行動するのに1週間かけるところ、自分は無意識に指示通りやってみるという行動を3つ4つやった人の方が成功確率は高いのは当然ですよね?

無意識行動には、こんなメリットもあるのです。

意識することをポジティブなものに変える

上記では無意識行動は最強だという話しをしてきましたが、何も全てにおいて無意識にする必要はありません。

例えば、

  • 将来なりたい姿
  • 仕事の目標
  • 家族のこと
  • プライベートの理想の状態

こんなことは思いっきり意識をしてください。そしてネガティブではなくポジティブな未来を意識しましょう。

この記事で言っているのは毎日行う仕事という日常のルーティーンに対して無意識でいいと言っているので、未来のなりたい姿や理想の状態まで考えるな!とは絶対に言いません。

意識して行うべきことはポジティブな要素を考えられることで固めてしまうことで、日常で憂鬱になることが徐々に減っていくものです。

無意識行動がもたらした筆者の変化

矛盾した表現ですが、筆者は無意識行動というものを意識してから仕事が楽しくなりました。

というのも仕事の1つ1つに意識をするがあまり、敏感になってストレスを感じてしまう自分に気づけたからです。

毎日毎日やるものなんだから、別に意識しなくたってできるし、嫌だなんて思っても歯磨きと一緒でやらなきゃいけないものだよな…なんて思った途端、急激に仕事への意識が減りました。これにより多くのメリットがあります。

職場の人への関心が良い意味でなくなる

人間関係を重視する筆者でしたので、職場にいる人への関心(意識)が強く、何かとネガティブな要素がないよう心がけていました。

これは思いやりがある人と片付ければ美談ですが、他人への意識が強すぎると自分への意識がなくなるので非常にストレスです。

仕事をただのルーティーン行動とすることで、その中にいる人もだいたいいつもと同じメンバーだし同じ仕事をしている人くらいの持ちようなので関心を持たずに疲れることがなくなります。

もちろん、筆者は部下を持つ立場なので無関心では問題がありますが、ルーティーンと名付けることで必要異常の意識はなくなるのです。

人に優しくなれる

「仕事へ行くのが憂鬱」という負の感情がなくってから、他人に優しくなれました。

“憂鬱”とハナからネガティブなスタンスだと、ことあるごとに敏感に反応してしまいます。部下や同僚のミスが気になったり、他人の言動を逐一気にしていたらキリがありません。会社はバッググラウンドの違う他人の集まりですから。

であれば、仕事自体を無意識にして憂鬱な感情をなくす。これがなくなるだけど、まず仕事に対してネガティブな感情がなくなるので、他人に対してネガティブな感情で接することもなくなるのです。

常にイライラしている人

ほど、人に厳しかったり、他人への関心が細かく強い人って存在しますよね。なんとなく「あの人だ!」って浮かぶような方は、その人のことを悪い例くらいに思って反面教師にしてください。

憂鬱は無意識で解決しポジティブで埋め尽くそう

ここまで仕事へ行くのが憂鬱という方へ無意識行動というものを説明してきましたがいかがだったでしょうか?

以外と周囲よりも自分自身が意識をしすぎているが故に首を閉めているケースも多いので、

  • とにかく無意識行動
  • 毎日ストレスに感じるようなことはシンプルにやらないといけないものだと諦める

このくらいがちょうどいいのです。

仕事を頑張ろうって気持ちは大切ですが、毎日のルーティーン作業でただ淡々とやることだけでも十分頑張っているのだから大丈夫ですよ!テキストで並べると無責任に見えるかもしれませんがれっきとした事実です。

仕事をサボれ!と言っているわけでもありませんしね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。毎朝仕事に行くのが憂鬱と感じている人が1人でも減ることを祈って結びとさせていただきます。

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