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【飲み会は意味ない】からこそチャンス。上司の誘いは基本OKしたら出世もできたし、転職も出来た筆者が語る参加の意味

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この記事を要約すると…
  • 飲み会は意味がないという意見には筆者自身大賛成だが、以外にメリットはある
  • 飲み会に意味ないという風潮があるからこそ、飲み会に行く人が重宝される傾向がある
  • とりあえず社内で出世したい、転職でキャリアップしたいという人は飲み会に行くべき
  • 逆に副業や資格勉強を通して、明確な目標、目的がある人は飲み会は必要ない。自分の力で成り上がれる

「飲み会に行く意味があるのだろうか?」「上司や同僚の愚痴を聞いてるくらいなら帰った方がマシ」

昨今の飲み会に行く意味はないという風潮もあり、飲み会に対してこんな印象を抱いていませんか?残業代が出るわけでもないし、会社の同僚と仕事終わりの時間に連むのが無駄に感じてしまう気持ちも多いに理解できます。

しかし、仮に飲み会に意味があるとしたらどうでしょう?筆者は「飲み会に意味ない」という意見には大賛成をしているし、自分から主催したことは一切ありませんが、上司から誘われたとりあえず行くスタンスをやってみたところ多くのメリットがありました。

具体的に言うと出世もできたし、それによって給与も上がったし、さらにさらに社員100人程度の会社から社員2000人規模の大企業への転職までも飲み会のおかげで出来たほどです。給与も1.5倍増です。

飲み会は意味ないと思っている自分自身の思考と行動が矛盾していますが、メリットを考えればお酒が飲めないとか、絶対に行きたくない。断固として拒否。という硬い意志でもない限り行ってもいいのでは?くらいに思っています。

そんな飲み会に行く理由や、こんな人は行った方がいい、逆に行かなくてもいい人なんて話題を本日は書いていきます。

目次

飲み会に意味はないが利用はできる

飲み会は意味がないという風潮が近年高まっています。飲み会に行けば上司の愚痴を聞いたり、同僚と会社の愚痴を言い合ったりするだけで、そのような時間を過ごすくらいなら自分の時間を大切にした方が有意義ではないかと考える人が増えてきました。

かつては上司からの飲み会の誘いを断ることなど考えられない時代でしたが、現在では上司側も誘うことに気を遣う状況に変化してきています。筆者自身もこの飲み会離れの傾向は非常に良いことだと考えています。単に酒を飲んで話を聞いているだけ、皆で集まっているだけ、という理由で参加を見送る判断は極めて合理的と言えるでしょう。

しかし、この状況を逆の視点から見ると、飲み会に参加するだけで「付き合いの良い人物」「仕事に意欲的な社員」として評価されやすい時代になってきているのです。些か理不尽に感じるかもしれませんが、上司の立場に立つと付き合いが悪い人よりも、付き合いが良く自分の話しをよく理解してくれるような人を出世させたいのは当然なことだと思います。

以前は当たり前だった飲み会への参加が減少したからこそ参加する人の価値や評価が不思議と上がり、重宝される傾向にありるのです。そう考えると、悩むくらいなら飲み会に参加しちゃった方がいいんじゃない?というのが筆者の考えです。

飲み会でしか聞けない話しがある

飲み会の場ではお酒が入ることで、自分が出席できないような会議の内容、普段は入ってこない他部署のことなどを上司がポロッと話してくれることがあります。

会社にいる時間では聞けない話を聞ける機会というのは非常に重要です。

  • 会社が今どういうことを目指しているのか
  • 現在自分が担当している仕事の位置づけはどうなのか

なんて情報が得られます。

こうした情報を得たからといって翌日から急に評価が上がるようなことはまずありませんが、会社の方向性が見えてくることで仕事がやりやすくなったり、自分の業務が間接的に重要な役割を果たしているのだと気づいたりすることがあります。会社の方向性が分かれば、次に何かを実行する際の行動指針にもなることでしょう。

人間関係の充実

もちろん、よく言われる「飲みニケーション」による人間関係の改善やコミュニケーションが取りやすくなるといったメリットもあります。普段は部署ごとに席が離れていてコミュニケーションを取る機会が少なくても、飲み会ではフラットに他部署の人とも話せて社内での人脈を広げることができます。

多くの会社で部署間の連携不足が課題として挙げられていますが、その最大の原因は人間関係の壁です。そもそも部署が違えば話す機会がなく関係性もないところでいきなり協力を依頼するのは難しいものです。

受ける側も、関係性がなく人柄も分からない相手からの依頼に対して、「単に利用されるだけではないか」と疑心暗鬼になり連携が進まないことがあります。

しかし、飲み会の場でコミュニケーションや人間関係ができていれば、「この人は悪い人ではないだろう」という程度の認識があるだけでも普通に話しかけやすくなるそし連携が取りやすくなるのです。

社外との飲み会も結構重要

また、社外、特にお客様との飲み会については、営業職など外部との接点が多い仕事では参加した方が良いでしょう。もちろん、相手がお酒を嫌う場合やNG な場合は無理に誘う必要はありませんが、営業職の人たちの取引先には飲酒を好む方も多く、そういった場に参加するだけで案件が円滑に進んだり仕事が取れたりすることが実際にあります。

昔のような接待スタイルではなく、飲みながら「実は今うちの会社はこういう課題があって」といった話を聞くことができ、それに対して「実は自分の会社にはこんなサービスがあります」「自分にはこういうことができます」といった提案ができます。こうして腹を割って話すことで相手の課題が見えてきて、適切なアプローチが可能になるのです。

飲み会に行ってよかった筆者の話し

実際の筆者の経験談として、現在6年目となる会社の1年目から3年目くらいまでは、週に3回程度会社のメンバーや外部の人との飲み会に頻繁に参加していました。最も多かったのは直属の上司との飲み会で、

  • 社長との出来事
  • リーダー同士で言い争いになった話
  • 誰かが退職しそうな話
  • 仕事の進捗が悪い案件

などなど、お酒が入った勢いでベラベラと話してくれました。

筆者としても会社の課題感が分かったり、本来話すべきではない人事の情報なども把握できたことで会社での立ち回りがしやすくなりました。役職もなく下っ端でしたから、そのような情報が下りてくることは会社の”中”ではまずないのです。

また、しょっちゅう飲みに付き合う部下が幸いにも筆者だけだったため、何でも話せる相手となり、仕事中も些細な仕事の依頼や相談が筆者に集中するような関係性が築かれました。

仕事を依頼されることについては、「自分の役割ではない仕事を任されるのは嫌だ」なんてネガティブな意見も多くあると思います。確かに仕事を依頼されまくって忙しくなることはありますが、仕事が多ければ多いほど、成功を生み出す確率は高くなると筆者は考えている手前ありがたかったです。

1個の仕事をしている人より、会社の中で10個くらい仕事を抱えている方がインパクトを出せます。これは単なる仕事量の話ではなく、1個の仕事をしている人はその1個でしか結果が出せませんが、10個仕事を抱えていれば8個失敗しても2個うまくいけば、1個しかない人よりもインパクトが出るということです。

このような機会を通じて様々な細かい成功や会社へのインパクトを与えることができ、

  • 入社半年(26歳)で、一般社員→チームリーダーへ
  • 入社1年目(27歳)には、チームリーダー→係長クラス
  • 入社2年目(28歳)にはグループ会社への栄転で、係長→課長クラス
  • 入社4年目(30歳)には本部へ戻り、係長→部長クラス

100人規模の会社ということもありますが、役職者が1割もいない環境の中で幹部陣に近いところまでいけた要因の1つに飲み会があったことは間違いないと思っています。

飲み会に行った方がいい人

飲み会に行った方が良い人は、副業などをしていない人で、現在の会社で給与を上げていきたい、あるいは転職も視野に入れてキャリアアップを目指している人が挙げられます。

特に副業をしていない状況で現在の会社での成長を目指す場合、会社で成り上がっていく以外の選択肢は限られます。そのため家に帰ってYouTubeやSNSを見ているよりも、会社の上層部の人々と飲む方が給与アップや会社での成功を実現できる確率は明らかに高くなります。

外部企業との飲み会もキャリアアップのチャンス

また、キャリアアップや転職を考えている人にとっても外部企業との飲み会は重要な機会となります。もちろん社内メンバーとの飲み会も有益ですが、飲みの場だからこそ、外部企業の人が自社の弱みや人材に関する話を打ち明けてくれることがあります。

そうした付き合いが深まると、突然「うちの会社に来ないか」というヘッドハンティングの話が舞い込むこともあります。

近年リファラル採用を実施する企業が増加しており、紹介者への報酬といった背景もありますが、完全な中途採用として一から応募するよりもヘッドハンティングやリファラル採用の形で入社する方が圧倒的に難易度が低くなります。

誘われるということは、そのポジションが不足していたり自分の能力を評価してくれているからこそであり、現在よりも良い条件を引き出しやすい傾向すらあります。

会社を辞めた人ととの繋がりも大きい

現在の会社での評価を上げる目的もありますが、数年経つと人々は退職して違う会社に移っていきます。飲み会で繋がりのあった人とは、同じ会社ほどではないにしても、「飲みに行きましょう」と声をかけやすい関係が維持できます。

そうした元同僚が勤務先で人材不足に直面した際、「うちの会社に来ないか」という話を持ちかけてくることも少なくありません。

この場合、誘ってくれる人物が自分の現在の会社の事情も転職先の会社の事情も把握しているため安心感があります。転職時に誰もが抱く「今の会社より悪かったらどうしよう」という不安も、実際に経験している人からの誘いであれば軽減されます。

筆者自身も外部企業の人とよく飲む機会を持っており、この記事を書いている3ヶ月後に決定している転職も、普段から飲み会で付き合いのある企業の人から突然連絡があり入社の話に発展したものです。元々の付き合いがあったからこそ、年収も1.5倍近くまで上がる好条件での転職が実現しました。

このように、給与アップや転職を考えてキャリアアップを目指す人にとって、飲み会参加のメリットは非常に大きく、実際に成功につながる可能性の高い方法だと筆者は経験から実感しています。

飲み会に行かなくていい人

飲み会に行かなくていい人は、副業をしていたり資格取得の勉強をしていたりと、既に自分のキャリアアップのための明確な目標や目的、やるべきことがある人です。

こういった人は正直、飲み会に行かなくても自分自身のスキルや能力を高められます。もちろん、飲み会に行く人に能力がないと言っているわけではありませんが、やるべきことが定まっている人はそれに取り組んだ方が絶対的に自分のためになり、自分が向かう方向へも近づけると思います。

多くの人が「年収を上げたい」とか「転職をしたい」という思いを持っているものの、明確に何をしようというところまではいけていません。

そういう場合は飲み会で人間関係を増やした方が良いのではないかと筆者は考えていますが、完全に目標や目的がある人に関しては、そんなことをしなくても自分で進められますし、既に自分で掴みに行動を起こしているのです。結果はどうであれ、それをきちんと継続して結果を出し明確な目標や目的に近づけば良いでしょう。

注意点として両立して上手く立ち回ろうとすると、「たまにしか来ないから誘いづらい」といった感じになってしまい、難しい人と思われてしまったりします。

うまく両立ができればいいものですが、明確に決まっているやるべきことにコミットできなくなってしまい、思うように伸びなかったり支障が出たりすると思うので、もう目的がある人は断じて行かなくていいです。

四半期に1回のイベントや売上達成、新入社員歓迎会といった、節目節目の機会は参加しても良いと思いますが、普段の飲み会は「私はもう行かない」とキッパリ、そういう人間ですという感じでお断りを入れてしまいましょう。

行かなくていい飲み会

飲み会といっても限度があるという点について説明していきます。

男性の場合

例えば男性の場合、行きたくないキャバクラや風俗が絡むような飲み会には注意が必要です。さらに、上司から女性を呼んでほしいとか、合コンを設定してほしいといった依頼があった場合は言語道断です。

このような状況は単なるトラブルの元となり仕事の域を超えてしまっています。このような飲み会がエスカレートして頻繁になってきた場合、出世やキャリアには絶対に繋がらないと筆者は考えておりこれこそまさに意味のない飲み会です。

女性の場合

女性の場合も同様で、自分自身が接待要員として、仕事時間外にもかかわらず半ば仕事のように扱われるような飲み会には参加する必要はありません。

もちろん、自分自身がそういった役割を好む場合は別ですが、給料も出ていないのにそのような役割を求められるのは単なる都合のいい人になってしまうだけです。

女性同士の会社ならまだしも、男性が多い会社では、そうした役割がエスカレートすると良いことは全くありません。接待要員として扱われ対等ではないです。さらに同僚としてではなく「女性だから」呼ばれているような状況になった場合は、もう全く参加する必要はありません。

見切りをつけてしましょう。

上司との飲み会は行っておけ

飲み会にも以外にメリットはあることを話してきましたが、いかがだったでしょうか?

結論が最後になってしまいましたが、上司や外部企業との飲み会は誘われたら行っておけ。と文章を書いていて筆者自身思ってしまいました。冒頭でも書きましたが、飲み会で失うお金以上に得たものが大きかったためです。(上司との飲み会であれば手出しも少ないケースも多々あるし笑)

冒頭でも記載しましたが、実力があるのは大前提の話しですが付き合いが良く話しを聞いてくれる部下の方が出世は圧倒的にしやすいためです。

これは対外部企業の人から見てもそうでしょう。せっかく会社に来てくれるなら、元々付き合いがあって話しをよく聞いてくれる付き合いがいい人の方が好まれるに決まっています。

飲み会はデメリットがばかりに目がいくものですが、キャリアアップの視点から見ると以外にメリットも多いものです。

1回2回行ったくらいでは感じられないかもしれませんが、主催はしなくていいので”誘われたら行く”というところから初めてみてはいかがでしょうか?

この記事を読んだ1人でも多くの方が、飲み会の立ち位置を考え直すきっかけになれば筆者冥利に尽きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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