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【上司の言うこと聞かない同僚にイラッ!】あなたは同調しないで。最大の味方は上司であるから

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この記事を要約すると…
  • 上司の言うことをは聞かない人は圧倒的にネガティブな存在なので同調しないように
  • 上司は最大の味方であり、敵ではない
  • あなたの待遇を良くしてくれるのは評価者である上司以外いない
  • 弊害になっている社員がいる場合は、上司に伝えることが組織の中の一員として正しい行動である

「上司の言うことを聞かない人がいる」「こっちは言うことを守って仕事を進めている手前やりづらい」

こんな不満を抱えながら仕事をしていませんか?しっかり言われたことを守ろうとしている自分に対して、全く違う行動をとるような存在は弊害に感じつつも、どこか羨ましいなと感じることが多々ありますよね。

筆者も同僚に対して、「一匹狼のようでかっこいいな」くらいに思ってしまっている時期がありました。

結論から言うと、こんな上司の言うことを聞かない人は弊害でしかないから真似しないで。

これに尽きます。

今日は、そんな環境の中でのあなたの振る舞い方や、そもそも上司は敵ではなく最大の味方であり評価を上げるために必須な人!そのためにやるべきことはこれ!なんて話しをしていきます。

目次

上司の言うことを聞かない人に同調しない

上司の言うことを聞かない人は、一見すると「強くて美しい」「媚びを売らない」などのポジティブな印象を持たれがちです。

まっすぐな人だとか、自分の意見をしっかり持っている人だと思われることもあるでしょう。しかし会社組織においては、このような行動は自分勝手でしかなく単にネガティブな存在と言いきれます。

スポーツチームの例で考える

例えばサッカーのチームを想像してみましょう。監督(上司)が戦術を立て、選手(社員)に指示を出す場面を考えてみます。ここで、1人の選手が「現場のことは自分が一番わかっている」と言って監督の指示を無視し、自分勝手な行動を取ったらどうなるでしょうか。

  • 忠実に監督の指示を実践している他の選手に迷惑がかかる
  •  監督の立てた戦略が崩れる
  • 現場が混乱して機能しなくなる
  • 勝つことが難しくなる

これと同じことが会社組織でも起こりうるのです。1人の自分勝手な行動が組織全体に悪影響を及ぼすことになります。

長期的な視点で考える

会社組織では、スポーツのように短時間で結果が出るわけではありません。サッカーであれば90分で勝敗がつきますが、会社の業績は長期的な視点で評価されます。

しかし、長期的に見れば上司(監督やコーチに相当する立場の人)の意見を聞かないことは、ただ場を乱すだけで、組織にとってマイナスでしかありません。

上司の指示に従わない行動は、短期的には目立つかもしれませんが、長期的には会社の方針やチームの目標達成を妨げることになります。これは結果として、自分自身のキャリアにも悪影響を及ぼす可能性が高いのです。

「上司は敵」という考え方はおかしい

多くの会社では上司よりも一般社員の数の方が多いものです。この構図から、上司と部下の間に対立構造が生まれやすくなります。しかし、この「上司は敵」という考え方は、組織の健全な機能を妨げる要因となります。

上司と部下の立場の違いを理解する

  • 上司:売上や利益を求められる立場、”組織”を良くする責任がある
  • 一般社員:”自分”の権利や待遇の向上を求める傾向がある

この立場の違いから、上司は部下に対して時に厳しいことを言わなければならず、一般社員からすると「上司は敵」のように感じられることがあります。上司は会社全体の利益を考えて行動する必要があるため、個々の社員の要望と相反することもあるでしょう。

上司は最大の味方である

実際のところ、上司はあなたにとって最大の味方です。なぜなら:

1. 上司はあなたの評価者であり、昇進や昇給に大きな影響力を持っているから
2. あなたの待遇を良くするためには、上司の評価が不可欠だから
3. 上司を押し上げることが、結果的にあなた自身の評価向上につながるから

上司は、あなたの能力や貢献を会社の上層部に伝える立場にあります。つまり上司との良好な関係は、あなたのキャリアアップにとって非常に重要なのです。もっと言えばこれ以外の方法であなたの待遇をアップさせることが難しいと言い切れるくらい、上司へ貢献することは大切になります。

上司から求められる役割を全うする

あなたがやるべきことは、上司から求められる役割を明確に理解しそれを全うすることです。これは媚びを売れ!と言っているわけではなく、与えられた役割を全うする。ただ、それだけです。

具体的には:

  1. 上司が何を求めているかを明確に理解する
  2. 与えられた役割に対して最善を尽くす
  3. 成果を上げ、それを上司に伝える

もし上司の期待が不明確な場合は、積極的に確認しましょう。

「この業務の優先順位はどのくらいですか?」「どのような結果を期待されていますか?」

といった質問を通じて、上司の期待を明確にすることができます。これにより、あなたの行動指針が明確になり、アクションを起こす際に迷いがなくなるのでスピードも出ます。

多くのケースで、「こんなことをやって意味あるだろうか?」「これをやって評価されるだろうか?」という迷いの中、仕事をしている人が多いので、役割が明確なだけで無駄に悩むことがなくスピードが早くなるのです。

チームの中での貢献を

「上司から言われたことだけやってれば、評価されるの?」って思ったことありませんか?実は、こう考える人って結構多いです。「言われたことだけやってても、目立たないし、活躍できないんじゃない?」と。

前の章でサッカーチームの例を出した通り、スーパースターではないけど息が長く日本代表で出続ける選手がいると思います。素人目で見てもなんで選ばれているのだろうと。

もちろん素人には見えないスキルセットがあることは百も承知の上ですが、監督の戦術をしっかり守って、チームのために走り回るような選手の可能性が高いです。一見地味に見えますが、チームの勝利を考えると監督の立場からしたら非常に貴重な存在なのです。

これは会社組織も同じで、もちろん一瞬で試合の流れを変えられるようなスーパースターも必要ですが、常に安定して役割を全うしてくれるような人が重宝されますし、昇格させて上げたいと思われるものです。

1人のスーパースターより、こういった存在の人のおかげで組織は円滑に回っていると言っても過言ではありません。

  • デッドラインを常に守る
  • 問題が発生した際に迅速に報告し、解決策を提案する
  • 会社の方針や規則を尊重する

これらの行動は直接的な成果として現れにくいかもしれませんが、長期的に見れば組織の安定と成長に大きく貢献することになるので大切にしましょう。

問題のある社員への対処

上司の言うことを聞かない人がいる場合、その人の行動が組織に悪影響を及ぼしているのであれば適切に対処する必要があります。まず、重要なのはそのような人の行動を真似してはいけないということです。その人は問題を引き起こしている当事者であり、あなたがその行動を模倣する必要は全くありません。

こういった人は会社にとって弊害となる存在です。もし不正を働いていたり、その人の存在によって仕事が進まないなどの具体的な問題があれば、それはしっかりと上司に伝えるべきです。

決してチクリではない!

ここで誤解してほしくないのは、これは単なる「チクリ」ではないということです。もっと大きな視点で考えてみましょう。会社全体の方針や目標達成に向けて、全従業員が協力して取り組むべきです。にもかかわらず、組織に所属し固定給をもらっているのに、求められている役割を果たさない人がいるというのは問題であり弊害でしかありません。

そうなった時に組織の一員としては当然の行動なのです。

もちろん人間関係を円滑に保つために、あえて黙認するという選択肢もあります。誰しも会社組織の中で争いを起こしたくはないでしょうし、人間関係で悩まない方が良いに決まっています。ですので、もしあなたが見て見ぬふりをしたいと思うのであればそれも一つの選択です。

しかし、その人の存在によって自分の仕事に支障が出る場合、つまり上司の言うことを聞かない人がいることで成果が出せない状況があれば、それは見過ごせません。

本来ならもっと高い成果が出せるはずなのに、この人がいることでそれが妨げられているのであれば、それはもはやあなた個人の感情や好き嫌いの問題ではありません。会社全体の売上や利益にも影響を与える可能性があるのです。

上司への伝え方は事実ベースであるべき

「上司の言うことを聞かない人がいて、それが弊害になっている」ということを、事実として報告することが大切です。

このとき重要なのは、個人的な好き嫌いではなく具体的な事実に基づいて報告することです。

例えば、「本来なら11月27日までに終わるはずだった作業が、この人が26日に必要な作業をしなかったために、28日や29日までずれ込んでしまいました」といったように、具体的な例を挙げて説明するのが効果的です。

感情論ではなく実際に起こっている問題や弊害を具体的に示すことで、上司も適切な対応を取りやすくなります。

個ではなく組織の一員であることが優先

最後に、あなた自身も組織の一員であることを忘れないでください。多様性なんて言葉が出てきて、どこか個を大切にする風潮がありこれ自体は非常に素敵な風潮だと思います。

ただ、会社の組織として見た時に、全員が個を出してブランドイメージと異なる好みのデザインしたり、個が好きなものだけを営業で売っていたら会社は成り立ちません。

あくまで会社組織の中にある個であるのです。

会社組織の中にいるからお給料が貰える。雇用が守られている。この大前提を理解した上で、組織がまずは最初に来ることを忘れずに仕事をしていきましょう。

この認識がずれなければ、”上司の話しを聞かない人”というネガティブ側にいくことはまずありません。

「上司の言うことを聞かない。おかしい」と不満を持って調べてきてくれたからこの記事に辿りついてくれたことでしょう。その感性は絶対的に間違っていないと断言ができるので、今後も大切にしていただけたら嬉しいです。

そしてこの記事を通じて、明日会社にいく心が少しでも軽くなってくれたら筆者冥利に尽きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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