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【社風が合わなければ辞めてよし】我慢が生むバッドエンドを避けて新しい可能性を掴むには?

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この記事を要約すると…
  • 社風が合わない職場はずばり辞めるのが一番
  • 恋愛などと同じで、仕事選びにおいてもミスマッチはよくあることだと捉える
  • 我慢をし続け自分が潰れてしまうこと(うつ病になる)が一番良くなく、復活ができなくなってしまう
  • 企業の半数以上が人手不足に悩んでおり、仕事なんていくらでもある
  • 我慢や努力も大事だが活躍できるか有無かは環境選びにあり

「社風が合わなくて毎日辛い」「この社風に慣れる未来が見えなく、我慢し続けないといけないのかな…」

なんて、合わない社風に不安や不満を抱えながら毎日仕事に行っていませんか?

結論から言うと、社風が合わないというのは、仕事や会社を選ぶ上で重要なポイントなので環境を変えるべきではないか?辞めることを我慢しなくも良い。ということです。

無責任な話しかもしれませんが、合わない社風に自分が合わせようと努力して自身を傷つけてしまうより100倍マシだと思います。

実際に筆者の知り合いにも、数億というお金を手にしながら仕事で病んでしまい復帰までに1年以上を要することになった方もいます。

こんな実際の例を交えつつも、あなたが我慢をしなくていい理由や環境がとにかく大事という話しを今日はしていきます!

目次

社風が合わないなら辞めるのが一番

社風が合わないと感じたら、辞めるのが一番良い選択肢です。

もちろん、新しい環境に慣れるまでに時間がかかることもありますし努力次第で改善できる部分もあるかもしれません。そのため、少し頑張ってみようという希望が持てるのであれば続けてみるのも良いでしょう。

しかし、以下のような状況に陥っているのであれば、辞めることを真剣に考えるべきです:

  • 社風の不一致が厳しく、自分の未来が見えない
  • 毎日が辛く、心身ともに疲弊している
  • 会社の価値観と自分の価値観が根本的に合わない

シンプルに「ミスマッチ」というのが、最もつらい状況の一つです。わざわざ合わない環境に居続ける理由はありません。

ここで注意したいのは、辞めることに対する心理的なハードルです。多くの人が以下のような理由で辞めることをためらいがちです:

  • 自分のプライドが許さない
  • 「最低でも3年は勤めなければいけない」という世間の通念
  • 「社風が合わないだけで辞めるのは甘い」という周囲の目

しかし、これらは必ずしも正しい考え方ではありません。社風の不一致は十分な転職理由になり得ます。転職の際にこの理由を明確に述べるかどうかは別として、仕事や会社を選ぶ上で重要なポイントです。

ミスマッチは人生の様々な場面で起こりうることです。恋愛関係、習い事、友人関係など、私たちは日常的にミスマッチを経験しそれに対処しています。

1度付き合い始めた彼氏、彼女とは1年以上は付き合わないとダメなんてありませんよね?付き合って合わなければお別れするのは全く珍しいことではないと思います。

なのに仕事に関しては特別視されがちです。これは仕事が人生において重要度が高いものだからこそ、ミスマッチを受け入れ難く辞めることを躊躇してしまうのかもしれません。

しかしそれより重要なのは、辞める・辞めないを選択できるかどうかです。そのため、「辞める」という選択肢を持っておくことが大切です。

とりあえず3年はデマ。人手不足で需要しかない

よく「最低3年は勤めるべき」といわれますが、実際にはそれほど厳密な基準はありません。

新卒で入った会社を数ヶ月で辞めても、次の就職先が見つからないわけではありません。少子高齢化が進む日本では、半数以上の会社が若年層の人手不足を訴えており、過去の勤続年数よりもその人自身の人柄や可能性に注目する傾向があります。

1)日本政策金融公庫の調査によると、2023年時点で人手不足を感じている企業の割合は全体の6割以上に達しています。

2)帝国データバンクの「人手不足に対する企業の意識調査」(2023年)では、若年層の人手不足に関する詳細なデータがあり、約30〜40%の企業が20代から30代の若年層の採用難を感じていることが明らかになっています。

これらのデーターより、人手不足な上に採用することが難しいとお手上げ状態ということがわります。このような状況を売り手市場(うりてしじょう)と言い、かれこれ10年近く転職希望者が有利な状況が続いているのです。

なので転職理由についても心配する必要はありません。転職の際に「前の会社の上司が駄目だった」などと正直に答える人はいないように、無料で利用ができる転職のエージェントなどに適当な理由を聞いて用意しておけばいいのだけです。

適切な理由を述べることで、短期間で辞めたことがマイナスになることはあまりありません。

我慢をしたら立ち直れなくなる

社風が合わない環境で最も避けるべきことは我慢を続けて自分を潰してしまうことです。

仕事で悩んだり、困難に直面したりすることは成長の過程として必要な場合もありますが、明らかに合わないと感じている環境でメンタルを疲弊させ続ける必要はありません。

往々にして、強い人ほど「耐えなければ」「努力しなければ」という気持ちを持ちやすく我慢しがちです。しかし、一度精神的に潰れてしまうと立ち直るのが非常に困難になります。

ここでいう「潰れる」とは、うつ病などの精神疾患を指します。うつ病は現代社会では珍しいものではなくなりましたが、その影響の深刻さは軽視できません。

仕事が好きで能力の高い人でも、一度うつ病にかかってしまうと以下のような状況に陥る可能性があります。

  • 仕事が全くできなくなる
  • 仕事を変えても出社できなくなる
  • 日常生活に支障をきたす

これは怪我と同じで、目に見えない「心の怪我」です。身体の怪我で後遺症が残り歩行に影響が出るのと同じように、心の傷だって長期的な影響を及ぼすことは珍しくないです。

そのような状況に陥るくらいなら、たとえ周囲から「逃げた」と言われようと世間的な目があろうと、仕事に行けなくなるよりはましです。

「逃げた」というのは周囲の人の価値観に過ぎず、それが「逃げ」なのか「次へのチャレンジ」なのかを決めるのは自分自身です。

大切なのは挑戦して駄目なら再び立ち上がって次の挑戦をすることです。ただし、完全に潰れてしまうことだけは避けなければなりません。仕事は他にもたくさんあります。

一度の失敗や退職で人生が終わるわけではありません。

実体験:若くして成功した人でも病んだら立ち上がれない

ここで、筆者の知人の実体験を紹介します。この例は、社風の不一致がいかに深刻な影響を及ぼす可能性があるかを示しています。

25歳で起業し、約3年間会社を運営した後、28歳のときに数億円という金額で大手企業に売却した知人がいました。

会社を売却した後お金も手に入れたし、育ててきた会社から離れることでやることがなくなり、誰もが知る3000人規模のIT企業の社長からヘッドハンティングされる形で某A社で働くことになりました。

  • 仕事能力が高い
  • 経済的に余裕がある
  • 明るく、コミュニケーション能力が高い

しかし、大手企業に入社後様々な問題に直面しました:

  • 周囲からの高い期待と重圧
  • 組織の中での制約
  • 起業家時代にできていたことが組織内でできない

これらの要因が重なり心理的な葛藤が生まれ、最終的にうつ病のような状態に陥ってしまいました。その結果、1年以上も働けない状況が続きます。

  • 夜眠れない
  • 朝起きられない
  • 仕事に行けない
  • コミュニケーションがとれない

本来仕事が好きで実際に大きな成功を収めた人物でさえ、環境の不一致によってこのような状況に陥ってしまったのです。

この例は、社風の一致がいかに重要であるかを如実に示しています。合わない環境で無理を続けると、どんなに能力が高く強い人間であっても、その力を発揮するチャンスすら失ってしまう可能性があるのです。

活躍は環境でしか決まらない

社風が合わない環境で頑張ろうと思っている方も多いかもしれません。しかし、活躍できるかどうかは自分の能力だけでなく、むしろ環境選びが最も重要です。

野球の世界を例に考えてみましょう。仮に自分と同じポジションに大谷翔平選手がいたとしたら、どんなに才能があっても、出場機会を得るのは難しいでしょう。しかし、別のチームであればレギュラーとして活躍できる可能性があります。

会社員の場合も同じで、自分が得意な仕事や力を発揮できるポジションが空いている環境を選ぶことが重要です。自分が活躍できる社風は必ず存在するはずです。

例えば、

  • お酒が好きな人 → 飲み会が頻繁に行われる会社
  • 若い人 → 業界が新しく新しいことに挑戦する機会が多い環境
  • 同年代が多い環境 → 平等にチャンスが与えられる可能性が高い(老害が少ない)

挑戦回数が多い社風かが大事

活躍するためには、まず「出場機会」が必要です。5回のチャンスで1回成功するよりも、100回のチャンスがあって1回成功する方が結果的には成功の絶対数が多くなります。

ユニクロの柳井正氏は「1勝9敗」という本を出版していますが、ユニクロの社長でさえ「10回やって1回勝てればいい」と言っています。うまく確率なんてハナから低いのだから、それを高めるのは中身よりも挑戦した回数、そして挑戦させてもらえる環境の方が重要だと言うことです。

ここでいう「挑戦」は、必ずしも大きなものである必要はありません。例えば:

  • 決められたKPIを達成する
  • 週単位の目標を達成する
  • 月単位の目標を達成する
  • 半期ごとの目標を達成する

これらの小さな成功の積み重ねが、最終的に大きな成功につながります。

重要なのは、そもそもチャンスを与えてもらえる環境にいるかどうかです。社風が合わないということは、そのような環境として適していない可能性が高いということです。

ただし、社風は合わないけれども仕事のチャンスはたくさん与えられるという環境もあるかもしれません。その場合は、社風の不一致と与えられるチャンスを天秤にかけて判断する必要があります。

社風は仕事選びで1番くらいに重要

社風が合わなければ我慢をせずに辞めても良い、若年層を中心に仕事なんてたくさんあり、とにかく挑戦させてもらえる環境が重要なんて話しをしてきましたがいかがだったでしょうか?

年収や福利厚生と違って、社風は入ってみないとわからないことなので難しいですが、仕事を選ぶ上で本来もっともっと重要視されることだと筆者は考えています。

記事中でも述べましたが、何も就職先や転職先が決まることがゴールではなく、その環境で働き続けられるか?がゴールです。

職業選択の自由が日本国憲法にもあるように、職業の選択は常に自由であり、幸いにも保証されている国に育っています。

それを周囲の目とか自分のプライドばかり気にして我慢をするなんてもったいないなさすぎますしくだらないことです。

「職業自由に選んでくださいね〜!」って国が言っているんですから、合わないからすぐに辞めたって犯罪にもならないし失うものなんてほぼないのです。

この記事を見てくれた1人でも多くの方が、社風が合わない職場から抜け出すきっかけになれば筆者冥利につきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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