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【向き合う努力は不要】職場の承認欲求が強い同僚への対処法。仕事で承認されるのは結果のみ

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この記事を要約すると…
  • 承認欲求が強い人を受け入れてあげようなど向きあう必要は一切なし。
  • 職場環境において承認されるのは結果を出した時であるべきだから、承認を先に求めてくる承認欲求モンスターは、そもそも間違っている
  • 仕事に影響が出るほど弊害がある場合は上司に相談して第三者介入の元、解決をするべき
  • 承認欲求は本来会社に求めるべきでなくプライベートで満たすべきもの

「承認欲求が高い同僚が目障りで働きづらい」「何事も同意を求めてきてめんどくさい」

こんな同僚がいる職場で毎日疲弊していませんか?筆者も部下の女性から長らくこの”承認欲求ハラスメント?”を受けまくっていたのですんごく気持ちがわかります。

「いちいち自分に承認求めくんなよ」「誰か外の人の承認求めろよ」なんて毎日思っていました。

ただ、結論から言うと、この承認欲求に向きあう必要は一切なく、あなたが受け入れてあげようとか向きあう必要は一切ありません。

筆者自身が承認欲求モンスターから解放された経験を元に、自分自身の捉え方や対処法を記載しているので、最後まで読んでいただければ幸いです!

目次

承認欲求が強い人に向き合う努力は不要

多くの人は「困った同僚とも上手く付き合わなければ」と思い込んでいますが、それは大きな間違いです。

はっきり言いますが、承認欲求が強い人に特別な対応をする必要は一切ありません。

その理由は以下の4つです。

  1. 欲求の捌け口になるだけ:向き合えば向き合うほど、もっと承認を求めてくるから
  2. 仕事の本質を歪める:「結果を出したら認められる=承認される」という順番を守らせないと、そもそも仕事が成立しない
  3. 不公平を生む:食欲が旺盛な人だけにランチ手当を出したり、睡眠欲が強い人に会社で寝ることを許可したりしないのと同じ
  4.  生産性を下げる:承認欲求が強い人向けに特別な対策をしたり対応を変えたりすることは、時間とエネルギーの無駄

ただし、これは人として無視したり冷たくしたりすべきだという意味ではありません。あくまで、特別な対応をする必要がないということなので、そこを気をつけましょう。

【注意】承認欲求が強い人の典型的な行動パターン

1. 些細な成果でも大げさに報告する
2. SNSで仕事の自慢を頻繁に投稿する
3. 会議で必要以上に発言し、注目を集めようとする
4. 他人の成功を素直に喜べない
5. 批判や指摘に過剰に反応する

既に理解できない行動ばかりが故に、「承認欲求が強くて困るな〜」とこの記事に訪れてきてくれたと思いますが、改めてこれらの行動にも承認欲求の高さは現れます。

もし、遭遇したら「ああ、またか」と冷静に受け止め、特別な反応をしないことが重要です。

【勘違い】承認欲求が満たされる=売上が上がる

承認欲求が高い人ほど勘違いしているのが、「会社がモチベーションを上げてくれるから、結果がついてくる」という考え方です。会社が承認してくれる、個人を尊重してくれるから、やる気が上がるというやつです。

一見ごもっともかもしれませんが、少しでも疑問に思ったら、あなたも承認欲求星人予備軍なので気をつけましょう。

例えば

  • 給料を高くしてくれたから、モチベーションが上がって会社の売上が上がる
  • 社長から褒められたから、今度こそ頑張れる
  • オフィスが綺麗になったから、仕事の効率が上がる

しかし、本来はその逆です。

  • 会社の売上に貢献したから、給料が上がる
  • 素晴らしい成果を出したから、社長から褒められた
  • 仕事の効率が上がったから、オフィス環境の改善に投資できた

この順番を間違えると、以下のような問題が生じます:

  1. 会社の存続危機:結果も出ていないのに給与をたくさん払っていたら、会社がなくなってしまいます。
  2. 甘えの構造:会社に承認欲求ばかりを求めて、承認してくれないからやる気が出ない、だから結果が出ないというのは、ただの言い訳です。
  3. 悪循環:こうした言い訳を周囲が受け入れてしまうと、組織全体のパフォーマンスが低下します。

正しい姿勢は、「言い訳をずっと言う人だな・・・可哀想だな」と冷静に見ていることです。間違っても便乗したりしてはいけません。

それでも弊害になる場合の正しい対処法

とは言え、承認欲求が強い同僚や部下の行動が仕事に明らかな弊害をもたらしている場合、上司に相談するのが最善の策です。

まず認識すべきは、どの会社にも人間関係の問題は存在するということです。集団行動や組織運営において、これは避けられない現実です。当然、個人間の好き嫌いも生じるでしょう。

しかし、単に「嫌いだから」という理由で上司に相談するのは適切ではありません。上司に介入を求めるべきは、その人物の行動が実際に仕事の障害となっている場合に限ります。

具体的には、その行動がチーム全体のパフォーマンスを低下させているような状況です。このような場合、上司からの注意や指導が必要不可欠となります。

当人間で解決しようは絶対ダメ

ここで重要なのは、決して当事者間でトラブルを解決しようとしないことです。なぜなら、既に問題を認識している当事者は、客観性を保つことが難しいからです。

「客観的にはどうなのか?」という視点が欠如しがちで、感情的になったり厳しい言葉を使ってしまったりする恐れがあります。そうなれば、あなた自身が不利な立場に陥る可能性もあります。

したがって、このような状況では第三者の立場にあり、かつ評価者でもある上司に相談するのが賢明です。上司は客観的に状況を判断し、適切に介入して問題を解決する立場にあります。

この方法を選ぶことで、感情的な対立を避け、職場の問題をより効果的に解決することができるでしょう。

承認欲求は本来会社に求めるべきでない

承認欲求を職場環境や同僚に求めること自体が間違いです。成長意欲や出世願望による「結果を出して賞賛されたい」という思いは良いでしょう。しかし、単に同僚に承認されたいという態度はシンプルに間違っています。

承認欲求はプライベートで満たすべきです。会社で承認欲求を満たせるのは、結果を出した時だけです。そして、その結果を見て周囲の態度が変わることのみを求めるべきです。

典型的な悪い例をいくつか挙げましょう。

  • 家族関係が良くなく妻から相手にされていない上司編
    →後輩を飲みに誘って仕事論を語り、ヨイショされて欲求を満たすようなケース。これは完全に筋違いです。
  • お局編
    →お局と呼ばれるような社員が、若い社員のプライベートにまで介入し、「私の時代は〜」などと言い始めたら、もはや救いようがありません。

要するに、職場での承認欲求は結果を出すことにのみ向けるべきで、それ以外の承認欲求はプライベートで満たすべきなのです。

【番外編】360度評価の弊害

360度評価を採用している企業でよく見られる落とし穴があります。それは、自分より立場の弱い新卒社員や後輩からの評価は高いのに、評価者や上司からの評価が一様に低いというパターンです。

一見すると、この人物は後輩思いの良い先輩のように見えるかもしれません。しかし、会社の視点から見れば、これは最悪な社員の典型例です。なぜでしょうか。

評価者や上司からの評価が悪いということは、シンプルに結果に貢献できていないことを意味します。本来、自分の評価者が求める役割を全うし、会社に貢献しなければなりません。

しかし、そこを自分の役割と認識せず、評価を得やすい下の世代から評価を得て承認欲求を満たしてしまっているのです。新卒から評価を得るのは、実は簡単なことです。

学生時代には行けないような高級レストランに連れて行って奢るだけで十分です。後輩の評価を得るのも同様に容易です。上司から叱責を受けた後輩に優しい言葉をかけたり、その上司の愚痴を一緒になって聞いたりすれば、良い先輩に見えるでしょう。

これらの行動自体が間違いというわけではありません。しかし、承認欲求を向ける先は常に評価者でなければならないのです。

それ以外の場所で承認欲求を満たそうとすることは、結果的に自分の本来の役割を果たせていないことを示唆しています。

承認欲求に向き合わず自分も気をつける

承認欲求には向きあう必要ない!そもそも承認欲求なんて会社に求めるべきでない!なんてことを説明していきましたがいかがだったでしょうか?

多様性、協調性なんて言葉ができて誰もを尊重しよう、受け入れようなんて風潮はすごく素晴らしく大切なことですが、仕事は仕事であり、会社員であるなら会社に貢献するのが大前提ということが筆者の意見です。

ちゃんと貢献することで年収が上がったり役職が上がったり、今後転職をしたりといったキャリアップにつながるからです。

厳しいですが、だからこそあなたが向き合おうと努力をしたり、あなたが許容をしてあげる必要は一切ありません。

承認欲求が強い人ほど声が大きくうまくやりたいと気持ちもわかりますが、「仕事で結果を出すこと」「自分のために頑張ること」少しでもこの2つに焦点が向くような気持ちになっていただければ筆者冥利に尽きます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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