- ADHDだからと言って特別扱いの必要は一切なし。遅刻、期限間に合わない、約束守れない、他社員と変わらず徹底的に注意すべき
- 特徴や特性について理解する必要もない。あくまで社員1人である。それ以上でもそれ以下でもない
- 自称ADHDでない場合、ポジティブなパワーはたくさん持っている。会社の成長のためにも戦力として良い部分をプラスに持っていくことを考えることが重要
「職場の同僚がADHDで約束を守らないことが多くて困っている」「ADHDのことが理解出来なさすぎてストレス」
こんな悩みを持ちながら仕事をしている人が増えていることでしょう。実は筆者もADHD診断とかは何をやってもADHDに該当すると出ますし、明らかこの人はADHDだ!なんて部下とも働いたことがあります。
ただ、結論から言うと、ADHDだから特別扱いは絶対にしてはダメ!そして相手を理解しようなんてしなくていい!ダメなもんおはダメとちゃんと言うべし!
これに尽きます。(筆者もADHDの特性があると言いながらおかしな話しですが…)
今日は、そんなADHDの同僚がいて悩んでいる方に対しての考え方や、実際の筆者の実体験を交えつつ解説をしていきますので最後まで読んでいただければ幸いです。
ADHDだからと言って特別扱いをしない
多様性という言葉が注目を集める昨今、職場では様々な個性や特性を持つ人々を理解し働きやすい環境を作ることが重視されています。
確かにこの考え方は理想的に聞こえますが、少数派への配慮に重点を置きすぎることで、一般的な社員が働きづらくなるというケースも存在します。
例えば、ADHDの同僚が期日を守らない、約束した仕事をこなさない、時間通りに出勤できないといった状況で
「ADHDだからしょうがない」
という特別扱いをすることは組織として適切ではありません。どのような個人的な特性や傾向があったとしても、会社の規律や約束事を守らないことの言い訳にはなりません。
もちろん、交通事故や病気など予期せぬ事態で仕事に支障が出ることはあります。これは致し方のない事態といえるでしょう。
しかし、一般社員として雇用されている以上、会社のルールや求められる業務水準を満たすことは、その人の基本的な責務となります。これはADHDであるか否かに関わらず全ての社員に共通する原則です。
障害者手帳を持ち、会社がその状況を理解した上で雇用している場合は、別途の配慮が必要となることもあります。しかし、単に「ADHDだから忘れっぽい」といった自己申告的な理由で特別扱いをすることは、組織の規律を損なう結果となります。
「今は多様性の時代だから」という理由で過度な理解を示す必要はありません。むしろ、特別扱いを避け公平な基準を保つことが、健全な職場環境の維持につながります。
相手を理解しようという努力は不要
なにかネガテイブなことがあった際の言い訳として、「ADHDだからできない」「HSPだから」「私はENTJ(MBTI診断より)です」など、様々な障害や特性の名前が理由として挙げられることが増えています。しかし、こうしたパーソナルな傾向は無限にあり、会社や上司の仕事はこれら一つ一つ理解することではありません。
会社というのは、売上利益を伸ばし社員と共に成長する関係で成り立っています。会社が成長することで売上利益が上がり、それを給料として還元できるようになる。逆に、社員が成長することで会社の売上利益が上がり、その分を報酬としていただく。この関係性以外の何物でもないのです。
したがって、自称ADHDの人が働きやすい会社を作ることは、会社の目的でもやるべきことでもありません。そういった特性を持つ人がいるという言葉の意味を知っておくことは無駄ではありませんが、「この人はこうだから、もっと認めてあげなければいけない」といった過度な理解を示し、特別扱いすることはあなたの仕事ではないのです。
扱いに悩むこともあるかもしれませんが、”他の人と同じように扱えばよい” これに尽きます。
期日に間に合わないなら間に合わせるように指示し、遅刻したら注意をして理由をきちんと説明させる。これを徹底するしかありません。
何度指導しても改善されない場合は、単に業務ができないということ以外の何物でもありません。その場合は、上司に報告するなどして業務上の弊害や他の人への迷惑を責任者に伝えるようにしましょう。
最も避けるべきことは、相手を理解しようとして自分が悩み、それによって相手に合わせてしまうことです。これは絶対にしてはいけません。
ADHD(自称でなければ)の同僚は強い味方である
ADHDに関して、少し否定とも誤解されてしまうような面を述べてきましたが、本当にADHDという障害を持っている人には特筆すべき強みがあります。
ADHDの特徴として、
- 興味のあることに対して非常に高い集中力を発揮したり
- 人よりも感性が豊かで斬新な発想力があったり
- 好奇心旺盛でいろんなことに躊躇なくチャレンジできる
自称ADHDの人は単にタスクが終わらない理由や、期限が間に合わない言い訳としてADHDを使うことが多いのですが、本当のADHDの人には上記のような特徴があります。
つまり、特別扱いは必要ありませんが、最強の戦力として一緒に仕事をしていくことがあなたにとってもプラスになるでしょう。
ADHDという障害があるから許すのではなく、駄目なことは駄目とちゃんと徹底して言う一方で、得意分野については一緒に伸ばしていこうという認識を持って働くことが重要です。
筆者の経験論(圧倒的ADHDの部下)
ADHDと思われる特性を持つ部下がいました。確かに遅刻は頻繁にするし、期限通りに仕事をこなさず、タスクを終わらせられないことは日常茶飯事でした。
しかし、その一方で驚くべき成果も上げています。例えば、AI画像生成がまだ一般的ではない時期に彼はその可能性に着目し、帰宅後も寝る時間を忘れるほど没頭して学習しました。
そして楽しそうに「こんなものが作れるようになります」と提案し、会社の画像生成プロセスを円滑に進めることに大きく貢献したのです。
さらにさらに、彼は新卒でありながら、その技術を活かして副業に取り組み、わずか1-2ヶ月で新卒年収に匹敵する収入を得るという驚異的な結果も出しています。※このことは、その人を無条件に認めてよいとか、そのままでよいということを意味するわけではないです
あくまで一例にはなりますが、ADHDの人々は何か一点突破できるような、チャレンジ精神と高いエネルギーを持っている人が多いのです。
また、新しいことを始める際に、普通の人なら失敗を恐れて躊躇するところを考えもせずに突っ走るというポジティブな面もあります。これは金銭的な成功とは必ずしも結びつかないかもしれませんが、何か新しいことを始めようとしたとき、普通の人であれば「できない理由」や「失敗したらどうしよう」と考えてしまうところを、そういった躊躇なく挑戦できる強みがあります。
つまり、駄目な部分を理解して許容してあげるのではなく、その人の良い部分を理解してそれを活かしていくことが大切です。会社の成長≒個人の成長という話しにも繋がりますね!
その人を理解して働きやすくすることが目的ではなく、強い味方として一緒にやっていく、そういった意識を持つことが重要なのです。ADHDの特性を持つ人の独特の視点や行動力は、時として組織に新しい価値をもたらす可能性を秘めているのです。
ADHDの同僚で悩まない!普通の同僚と同じ!
ADHDだからといって特別扱いはしない、自称でなければ非常にポジティブなパワーも持っているから仲間として一緒にやっていくなんて話しをしていきましたがいかがだったでしょうか?
文中でも何度も言っていますが、特別扱いや寄り添おうとしてしまうが故に悩みの種となってしまうのです。あなたがADHDでもない限り、理解しようと思ってもできるものではありませんから、そもそも悩むことをやめてください。普通の人と同じように扱う。これに尽きるのです。
この記事を読んだ1人でも多くの方の悩みの種を減らすことができれば筆者冥利に尽きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!