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【社内の同僚との距離感…近すぎて後悔?】今からでも間に合う人間関係改善マニュアル

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この記事を要約すると…
  • 年齢や役職に関わらず敬語で話し、名前はさん付けで呼ぶことを徹底することで堅い印象を与えられる
  • 職場で距離感を近くしたがる人ほど、世間で相手にされてない人 ※生粋な根明は除く
  • 「ジムがある」「両親の仕事を手伝ってる」など、誘われた際の断り文句を常に持っておくことで誘われなくなる
  • 距離感疲れは仕事において不必要なストレス。必要なストレスは自分の成長に繋がるもののみ

「職場の距離感が近すぎて困惑」「仕事とプライベートの付き合いは分けたい」

こんな気持ちを抱きながら職場の人間関係に困っていませんか?職場の人間関係が気薄なのも考えものですが、近過ぎれば良いってものでもありません。

結論から言いますと、職場の距離感が近過ぎるのは弊害しかないので、不満に思うなら距離を取るべき。年齢や役職にかかわらず敬語やさん付けで話すことを徹底し一定の距離を持つこと。を推奨します。

誘われたらそれらしい理由で断るために、あらかじめ「ジムがある」「親の仕事を手伝っていて…」など”断り文句”を持っておくのも重要です。

今日は、そんな職場の距離感の近さに悩んでいる人向けに、実体験を交えた対応策や考え方を書いていきますので最後までご覧ください!

目次

社内の人と距離が近過ぎるのは弊害しかない

今あなたも感じている通り、プライベートと仕事は分けたいと考えている人が多い中で人間関係が近すぎてしまうと、仕事中も友達感覚のような接し方をされてしまいます。仕事に集中したいと思っても友達との関係のように何かとされてしまい集中できない、真剣にやりたいのになーなーな形にされて終わってしまうことが多いでしょう。

また、社内の人間関係が近すぎると、プライベートまで友達のような感じになってしまい、例えば土日に会うのが当たり前になったりイベントごとに参加しなきゃいけないとか、そういった弊害がありますよね。

多くの会社で社内恋愛は厳しいなんていうのもありますが、(社内恋愛を否定しているわけではなく、恋愛自体は素敵なことというのが大前提な上で)そういうのが当たり前になってしまうことによって問題も生じやすくなります。

会社はあくまで売り上げを上げて利益を上げて、その報酬としてお給料をもらうところですから、そこで出会いだったり友達を増やす場所ではありません。社員が成長することによって会社が成長するし、会社が成長することによって社員が成長する、成長で関係が成り立つような場所なのです。

もちろん同僚と飲みに行っちゃいけないとかそういうことはないですけど、一定のモラルがある中で仕事はしていかなければいけないというのが大前提です。

なので、基本的に「社内の人間関係が近すぎるな」なんて思ったら、おそらくもうあなた自身の感覚というのは間違いではなくて、自分自身がどう距離を少し取っておくか、ちゃんとここに仕事をしに来ているんだという態度をとっていくことが重要になります。

距離感が近い人の特徴/性質

社内の距離感が近い人の特徴や性質について4つ説明していきたいと思います。

1.シンプルに明るい人

一つ目は、シンプルに明るい人です。これはどの環境にもいる特徴で、誰に対しても気さくで付き合いやすい性格の人です。このタイプは特に変な下心があるわけではなく、単純に明るい性格なので仕事でもプライベートでも自然と距離が近くなってしまいます。このような人は、意外にも心配する必要はありません

2.普段相手にされてない人

二つ目は少し厄介なケースで普段相手にされない人です。

特に男性に多く、パートナーがいない、あるいはパートナーがいても尊重されていないような人です。具体例を挙げると、40代でパートナーがおらず結婚もしていない、口が悪く、とにかく構ってほしがるような人です。独身であることは決して否定されるべきことではありませんが、普段のプライベートで相手にされていない人は仕事の中で話し相手を求めたり、自分の話をする時間を作ろうとしたりする傾向があります。

このタイプは非常に面倒な存在となり得ますので、心当たりがある場合は注意が必要です。

3.出会いがない人(恋愛的な意味)

三つ目は、出会いがない人です。二つ目に近い内容ではあるのですが、これは主に異性間の関係で見られ男性に顕著です。プライベートでモテない、社会に出てからも出会いが少なく魅力に乏しい人に多く見られます。

職場では同僚という関係性があるため、プライベートならLINEをブロックするなどの対応ができても、職場では話しかけられたら無視するわけにはいきません。そのことを良いことに、普段は相手にされないにもかかわらず職場では返事をもらえることで勘違いしてしまい、出会いを求めすぎるあまり距離が近くなってしまいます。

筆者の経験ではこれの女性版だったのすが、女性が多い職場で30歳近くなって結婚願望が強い女性が、パートナーのいない同僚男性に積極的にアプローチしたり、頻繁に食事に誘ったりするケースがありました。この場合、その女性自身の容姿が良かったため周りも加担するような状況でしたが、あくまでも仕事の場であることを忘れてはいけません。

4.地方から出てきて友達がいない人

最後四つ目は、田舎から出てきて友達がいない人です。これは最も対応が難しいパターンの一つです。地方から都会に出てくると、社会人になってから新しい友達を作ることは容易ではありません。

学生時代と違って人間関係を築くのが難しい中で、自分の世界が職場だけになってしまう人がいます。そのため、職場の飲み会やイベントに積極的に参加し、主催したがる傾向があります。

特に地方出身者の場合、東京と地方では人との距離感が異なることも影響しています。東京では人が多く、隣家の人の顔も知らないことが当たり前という環境ですが、地方の感覚のまま

「一緒に仕事をしているのだから友達で、プライベートも近くて当然」

という考えになってしまう人が少なくありません。このタイプは本人に悪意はなく、距離感を間違えているという自覚すらないため都会での適切な距離感について教えていく必要があります。

社内の人と距離感をとる方法

社内の人間と距離を置く方法について、具体的な4つの方法を説明していきます。

1. 仕事以外の誘いは基本断る

会社の人間関係は確かに大切で良好な関係を保つことに越したことはありません。自分自身が飲み会などに行きたいと思うのであれば、それは問題ありません。しかし、この記事を読んでいる方は距離感の近さに悩んでいる方が多いと思われますので、基本的には仕事以外の誘いは断ることをお勧めします。

土日にイベントを設定している会社も多いと思いますが、そもそもそういったイベントは参加する人が多いから企画されるのであって、行かないという選択をする人がいないために続いているのです。

現代ではワークライフバランスを重視し、仕事とプライベートは別と考える人が増えています。あなたがイベントに参加しないことで会社の秩序が乱れるということは決してありません。

むしろ、時々顔を出すことで誘われる機会が増え、断るというストレスを毎回抱えることになります断るというストレスは誰にとっても心地よいものではありません。そのため、行かないと決めたら全て断る。そうすることで次第に誘われなくなっていきます。

2. 断るための理由を常に持っておく

最初のうちは誘われることが多いと思いますので、いくつかの適切な断り方を用意しておくことが重要です。例えば:

  • 「ジムに通っているので〜」
  • 「習い事があるので〜」
  • 「親の体調不良で見てあげないといけないので〜」
  • 「土日は親の仕事を手伝っているので〜」
  • 「友達との約束があるので〜」
  • 「前職の仕事を少し手伝っていて〜」
  • 「パートナーの食事を作らないといけない」
  • 「土日はパートナーと約束があって」

といった理由も使えます。ただし、毎回同じ理由を使うと不自然になるので、いくつかのパターンを持っておくことをお勧めします。

3. 職場では敬語で話し、さん付けで呼ぶ

職場では基本的に敬語で話し名前を呼ぶときは必ず「さん」付けで呼ぶことを徹底しましょう。距離感が近い職場では、タメ口が多かったり、あだ名や下の名前で呼び合ったりすることが当たり前になっていることが多いです。

名前の呼び方は特に重要なポイントです。しっかりとした会社では、年上下や役職に関係なく、基本的に敬語とさん付けが徹底されています。敬語を使うことで、自然と一定の距離感が保たれます。

そのため、相手がタメ口で話しかけてきても敬語で返し必ずさん付けで呼ぶようにしましょう。これは年下から話しかけられた場合も同様です。このように接することで、少し堅い人という印象を与え気軽に誘いづらい雰囲気を作ることができます

4. LINEなどは基本教えない

距離感が気になる場合は、LINEは基本的に教えないようにしましょう。

現在は職場でのグループLINEを作ることが一般的になってきています。LINEは気軽に連絡が取れるツールなので、会社の公式ツールよりも気軽に誘いやすい環境になってしまいます。

断り方として、

  • 「以前LINEグループでトラブルに巻き込まれたことがあって…」
  • 「会社のメールアドレスでご連絡いただければ」
  • 「乗っ取りにあってから家族と少数の友達しか入れてなくて」

そのため、「会社のメールアドレスでご連絡いただければ〜」

といった婉曲的な断り方をすることをお勧めします。

「申し訳ありませんが、仕事関係の方とはLINEはご遠慮させていただいています」

というような直接的な断り方ができればそれに越したことはありませんが、なかなか難しいでしょう。なので、例がにあげたような自然な断り方をすることで相手も嫌な気持ちにならずに済みます。

距離感疲れは不要なストレスと認識しよう

職場の距離感を保つための手段や振る舞いについて書いていきましたがいかがだったでしょうか?

仕事でのストレスというのは良いストレスと悪いストレスというのが存在していて、成長に関わるストレスは良いストレスと筆者は意識しています。

何か新しい役割を任されたり、後輩や部下ができたことによりマネジメント(人)のストレス。ストレスには変わりないので一見同じに見えますが、成長のストレスと距離感疲れのストレスは異なります。この距離感のストレスは自分の成長にはまず繋がらない可能性が高いためです。

ここで述べてきたことを実践して解決できるような職場環境であれば実践あるのみですが、人というより社風がそうだから絶対に難しい…なんて場合は環境自体を変えるしかありません。

せっかく入った会社なので環境を変えるという選択肢はもったい気持ちもあるかもしれませんが、どんなに頑張ってもミスマッチというは絶対に起こってしまうことなので致し方ありません。(余談ですが、結婚のようにどんなに重い約束でも3組に1組が離婚しますから…これもある種ミスマッチです。)

この記事を見てくれた1人でも多くの方、距離感の悩みは不必要なストレスと認識し、そのストレスをなくすきっかけになれば筆者冥利に尽きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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